会長あいさつ

2018年度MDRT日本会会長(Chair of MDRT Japan Chapter)内川 裕治

2018年度 一般社団法人 MDRT日本会事業方針

2018年度一般社団法人MDRT日本会
会長 内川 裕治

1970年に発足したMDRT日本会も半世紀を迎えようとしています。

米国本部から発信されたMDRTの理念を先人たちから継承していく過程は、環境や時代の変革の中、決して平坦なものではなかったと想像します。

そしてこれからも規制緩和や低金利の影響を受け、またフィデューシャリー・デューティー(受託者責任)の徹底を図るという、国の指針に生命保険業界も今まで以上の対応を求められることでしょう。

近年は販売チャネルも多様化し、将来的にはAIの参入なども予想され、顧客の利便性が増していくことは良いことであると思いますし、ネットやスマートフォンの普及など他の分野でも利便性が高くなった技術が直接ビジネスモデルになる時代であるのもまぎれもない事実であります。しかし、どこまでも利便性だけを追求していくビジネスに恩恵を受けつつも、そこに「心」はあるのかと問いかけてみたくなります。昔と違いコミュニケーションの取り方も様々で、人間関係もどんどん希薄な世の中になりつつある中、我々は相対して質の高いコンサルティングを実施し、顧客の想いを汲むことのできる生命保険のセールスパーソンとしての価値を追求すべきであると考えます。

『心』~未来に想いを繋ぐ~

今の時代だからこそ忘れてはいけない、大切にしなければならないものがあります。人との関わり方や思いやりのある行動、態度、言動、謙虚な気持ち。そして私たちのビジネスには欠かすことができない顧客への想い。

2018年度は『心』~未来に想いを繋ぐ~ をテーマに掲げ、今一度、人としてのあり方を考える年として活動していきたいと考えています。

MDRTが掲げる理念にはいくつかのキーワードがあります。倫理綱領にある「顧客第一主義」、顧客に最良のサービスを提供する「プロフェッショナリズム」、自身の業績だけを追求するのではなく、周りにも目を配る心をもつ大切さとして「社会貢献」「相互研鑽」「シェアリング」。そして人間性を高めることの重要性を説く「7つのホールパーソン・コンセプト」があります。これらは私たちが目指す原点であり、MDRT会員として忘れてはならないものです。

次に続く我々の仲間、そしてMDRT日本会の50周年に向け「道」を繋ぐ1年であると位置づけ、MDRT会員である誇りを自覚と責任のもと『心』を込めて継承してまいります。

本年度も会員の皆様には活動委員会を中心とした研修会や日本会大会で知識やモチベーション、会員同士のコミュニケーションの場を提供させていただきます。そして、プロフェッショナルを追求する上でMDRT会員である価値を体感いただけるよう力を注いでまいります。また社会貢献活動としてMDRT Foundation-Japanを中心に行われるボランティアやQuality Of Life Grant (QOLG) の活動にもご協力いただければと思います。

さらなる会員ベネフィットの提供のために、役員会を中心に事務局と連携し安定した質の高い組織運営ができるよう努力してまいります。1年間皆様のご理解とご協力のほど宜しくお願い致します。